IDOL : TEAM SHACHI
(左から)坂本遥奈、秋本帆華、咲良菜緒、大黒柚姫
名古屋発で活動して11年になるTEAM SHACHI。昨年立ち上げたプライベートレーベル「ワクワクレコーズ」からの第2弾となるEP「AWAiTiNG BEAR」は、BiSHの楽曲などで知られる松隈ケンタがサウンドプロデュース。互いの持ち味が融合して、色とりどりの4曲となった。7月には恒例の夏のワンマン「シャチサマ」を、11年前に路上デビューを飾った名古屋城で初開催する。
松隈ケンタさんに「カッコ悪くても熱く」と言われて
――もともと松隈ケンタさんの楽曲を聴いていたんですか?
- 坂本遥奈
- 私はBiSHさんが大好きで、中でも松隈さんの曲は全部聴いていました。表題以外の曲も好きで、特に「ウォント」はいいなと思います。
- 咲良菜緒
- WACKさんでロックテイストな曲を書かれているイメージがあって、自分の音楽の好み的にも楽しみにしていました。
――今回のEP制作で、松隈さんプロデュースならではのことはありました?
- 秋本帆華
- 私は今までのレコーディングでは、かわいいフワフワした歌い方を求められていたんですね。今回も最初、強めの曲をいただきながら、私なりにかわいさを入れて歌ったんです。でも、松隈さんの中で曲ごとに正解があって、それに沿ってほしいと。「もっと強く! カッコ悪いところもどんどん見せて」「声が裏返ってもいいから、熱いのをちょうだい」というディレクションをしてくださいました。初めてブースの照明を消されたり(笑)。
――どの曲で消されたんですか?
- 秋本
- 「勲章」です。私たちの歴史を歌った熱い曲で、オチサビで「気持ちを入れてほしい」ということでした。ライブでスポットライトがパンと当たったイメージで歌いました。
1997年11月15日生まれ
愛知県出身
- 大黒柚姫
- 技術面でも気持ちの面でも、細かいところまでたくさんアドバイスをいただきました。「力強く歌うには子音を強く言うといいよ」とか。たぶん私がパワー系で歌うのがちょっと苦手だと、お見通しだったんですよね。でも、誉めてもくださって、やる気もどんどん上がって。ひと皮むけて、11年の中でも大きな経験になりました。ハル(坂本)から「松隈さんはすごい」と、ファンの意見として聞いていましたけど(笑)、それを直に感じました。
――柚姫さんは照明は消されませんでした?
- 大黒
- ほーちゃん(秋本)が消されたと聞いたので、「アサガオ」のオチサビのとき、自分から「消してもいいですか?」と言って歌いました。
食らいつこうとガムシャラ感が出ました
- 咲良
- 私はレコーディングでは、普段も強めに歌うディレクションが多いので、そんなに違いはありませんでした。でも、最近は音程が細かかったり、展開が多い曲が増えていたので、久々に何も気にせず、ぶつかっていけた感じがします。
- 坂本
- 松隈さんの作る楽曲は本当に引き込まれるんです。良い曲というだけでなく、胸をガッと掴まれる。その秘密が今回歌ってみてわかりました。うまいかヘタかでなく、ぶつかる。柚姫が言った通り、松隈さんのディレクションに私たちも負けないように、食らいつかないといけなくて。レコーディングではどうしても、曲に対して“初めまして”という感覚になりがちですけど、松隈さんに食らいつくことで、ガムシャラ感とメンバーそれぞれの個性が出ました。その感じがあるから、曲も刺さるんだなと思いました。
――TEAM SHACHIのイケイケ感ともハマったようですね。
- 坂本
- 最終的に形になった楽曲を聴くと、松隈さんらしさもありシャチらしさも出ているのは、すごく感じました。
1999年2月2日生まれ
愛知県出身
ムチャ振りでお弁当への愛を歌にしてもらって(笑)
――どんな曲を作りたいか、最初の段階から松隈さんと打ち合わせを重ねたそうですが、「あなたのトリコ~究極の愛~」のようなお弁当の歌を作りたいと言ったんですか(笑)?
- 坂本
- 言いました(笑)。メンバーは趣味も好きな楽曲もバラバラですけど、唯一カブっているのがそのお弁当への愛なので、「歌にしてください!」と松隈さんにお願いしたんです。
――結構なムチャ振りですよね(笑)。
- 坂本
- ビックリされました(笑)。
- 大黒
- ムチャ振りだったと思いますけど、松隈さんも私たちに寄り添ってくださって。
- 坂本
- どういう感じで行くか、すごく迷ったとおっしゃってました。松隈さん自身が声を入れられた仮歌を聴くと、すっごいクセが強くて、なり切ってくださっていて。「究極の愛」にふさわしいくらい作り込んでいこうと、メンバーもノリノリでレコーディングしました。
――そのお弁当で、実際に<美味しくて涙出ちゃう>こともあるんですか?
- 大黒
- 出ちゃいます(笑)。
- 咲良
- 歌詞は盛ってないですね(笑)。本当にこのまんま。
- 坂本
- 正直このお弁当があるかないかで、モチベーションが変わります(笑)。
- 大黒
- あると思って行ったお仕事でなかったら、ちょっと落ち込みます(笑)。
- 秋本
- 1ヵ月くらい前から、「この日、東京でライブですけど、あのお弁当はありますか?」と聞いています(笑)。
- 大黒
- クリスマスライブをやったとき、「イベントが重なっていて注文を受けられない」と言われたんですね。すごく落ち込んでいたら、特別にメンバー4人分だけ作っていただいたんです! 1部と2部の間に楽屋にサプライズ登場したら、私たちの高いテンションがさらに上がって、2部のライブはめちゃめちゃ誉められました(笑)。
- 坂本
- お弁当に左右されて(笑)。
- 大黒
- ハルは「舞頂破」のオチサビの1人ずつ歌うところで、脚を高く蹴り上げていました(笑)。
- 坂本
- テンションが上がるとやるんですけど、いつも観てくださっている方も、あの日は「すごかった」と言っていて。たぶん、お弁当パワーが出たんですね(笑)。
1997年7月18日生まれ
愛知県出身
ブリッブリで「女の子だも~ん」と言ってます
――「あなたのトリコ~究極の愛~」での帆華さんは「勲章」とは逆に、持ち前のかわいらしさを全開させていますね。<だって、女の子だも~ん>の台詞とか。
- 秋本
- こっちはもう全然ブリッブリです(笑)。かわいいを頑張りました。ストレートな気持ちで何も作らず、楽しく笑顔いっぱいでレコーディングしました。
- 大黒
- そこはもともと違う歌詞だったんです。でも、1サビ、2サビ、ラスサビと<だって女の子だも~ん>という歌詞があって、普段バチバチしないメンバーが、そこは歌いたいとメラついていて。3ヵ所しかなかったのが、その台詞が変わって、全員言えることになりました。
――こういうのは歌うのはいいとしても、台詞になるとテレませんか?
- 秋本
- これに関しては、テレは全然なかったです。あのお弁当のことを考えたら、言えちゃいました(笑)。普通に出たまんま。ライブでも気持ちを込めて<女の子だも~ん>と、一番前に出て言ってます。
- 大黒
- ほーちゃんはまだまだできると思ってます。4人の気持ちを背負っているので。
- 秋本
- じゃあ、もっと頑張るわ。
- 坂本
- レコーディングですごいのが出て音源になってますけど、そこからの成長にも注目ですね。
――他の皆さんも、その前に台詞っぽいところがあって。
- 大黒
- <世界に広めようUMAMI>とかですね。
- 坂本
- そこを録るのは楽しすぎました。
- 咲良
- この曲のレコーディングは20分くらいで終わりました。歌ったままを受け止めてもらえて。
衝撃のかわいさが自然に出ました(笑)
――MVは「シャチ史上最もかわいい」と謳われています。
- 坂本
- MVでは最後のほうに、大好きなお弁当が出てきますけど、撮った順番で言うと、食べたのは朝イチだったんです。そこからの撮影だったので、みんなお弁当への想いが溢れた表情をしていて。そりゃ、かわいくなりますよね(笑)。
――菜緒さんのサムネもかわいいと評判です。
- 大黒
- かわいいよね~。
- 咲良
- みんな、ひょっこり顔を出すシーンがあって。
- 坂本
- 菜緒が一番きれいに出ている。
- 秋本
- あれは頑張ったの?
- 咲良
- ナチュラルにかわいさが出ちゃった感じです(笑)。そんなに何テイクも撮りませんでした。
- 大黒
- 菜緒は歌い方も鋭いことが多くて、かわいいひょっこり菜緒は初めてのお披露目(笑)。タフ民(ファン)も「いつもと違う菜緒ちゃんだ」と、衝撃を受けたと思います。
- 咲良
- そうですね。衝撃のかわいさでした(笑)。
- 大黒
- このMVに関しては、自分で言ってくる感じで(笑)。
- 秋本
- でも、本当にかわいいもん。
- 咲良
- みんなかわいいけどね。
1997年9月10日生まれ
愛知県出身
料理を普段してるかどうかがMVでわかります
――MVでは料理をしているシーンもありますが、普段から作っているんですか?
- 秋本
- いえ、ハルだけです(笑)。
- 大黒
- 実際にメンバーが野菜を切っていますけど、手だけで普段料理をしているか、してないか、わかりますね。慣れている感じもぎこちなさも、たぶん出ているので。
- 咲良
- 誰が何を切っているのか、当ててほしい。
- 坂本
- でも、唐揚げはみんな作ったこと、あるんじゃない?
- 秋本
- 私はない。
- 咲良
- 私はあるんですけど、MVに出てくるような真っ黒こげの唐揚げになりました(笑)。
- 大黒
- 経験値は私とほーちゃんより高いわ。私たちは失敗すら、したことがないので。
- 秋本
- 作ったらどうなるのか、わかりません。
――遥奈さんの料理の腕はかなりのもの?
- 坂本
- 作るのは好きです。自分で釣ってきた魚を捌いたり、寝かせておいしく熟成させたりもしています。
- 大黒
- 半日お仕事で夜がフリーなときとか、ハルがごはんを作ってくれることもあります。
- 坂本
- スーパーに寄って、食材を買って。
- 大黒
- オムハヤシとかおいしかった。お菓子を作ってくれることもあります。
- 秋本
- 毎年バレンタインを楽しみにしています。手作りなんて、なかなかもらえないので。
- 大黒
- いつでも嫁に行けます(笑)。
- 咲良
- 行かせないけどね(笑)。
- 秋本
- 私たちの審査があります(笑)。
- 大黒
- スペックがハルに合ってなければダメなので(笑)。
- 咲良
- まず、相手の人も踊れないと無理(笑)。
- 秋本
- ダンス審査をします(笑)。
- 大黒
- だって、ハルも一緒に踊りたいでしょう?
- 坂本
- 踊りたい(笑)。つき合ってくれないとね。
- 大黒
- そこはお姉ちゃん3人がチェックしますから(笑)。
「アイドル5年」と言われて今も続けているとは
――先ほど出た「勲章」など他の3曲は、皆さんの足跡と重なるようですね。「君にぴったりな歌」の<あの時君と見た未来>が今、叶っている感じですか?
- 咲良
- 叶ってはないかな。まだこれから、という感じがします。
- 坂本
- まだ追い掛けていますけど、グループの歴史が長い分、今まで歩んできた道もいっぱいあるし、出会った人もたくさんいる。その中で思うことを歌っています。
- 大黒
- 11年前に未来は想像してなかったかも。デビューした頃は「アイドル5年」と言われていたので。今もこうして4人で集っているとは思い描いていなくて、人生は何があるかわからないと、すごく感じます。
――「勲章」にある<空回り 遠回り>もありました?
- 坂本
- いっぱいありますね。
- 秋本
- 細かいことも入れたら、いろいろなことをしてきました。
――中でも最大のピンチというと?
- 秋本
- 大連?(*中国でのライブで盛り上がりすぎて、1公演が警備の問題で中止に)
- 坂本
- あれはピンチというより、事件だから(笑)。
- 咲良
- 事件かピンチかは別にして、私が覚えているのは「ROCK IN JAPAN(FESTIVAL)」で、渋滞でチームのステージスタッフさんがライブに到着できないかもしれない、という。
- 大黒
- あったね!
- 咲良
- 私たち自身も入りがめっちゃ遅れて、メイクする時間もなく、そのままの足でステージに出ました。マイクから音が出るかもわからなくて。
- 大黒
- そう。機材が全部届いてなかったので。
- 咲良
- 結局ギリギリで間に合ったんですけど、ほぼ確認せず、ぶっつけ本番のステージになって、すごく焦りました。マイクから音が出なくても、何とかしなきゃと思っていました。
マイクを切られた後で悔しくてアカペラで歌って
- 秋本
- チームしゃちほこ時代、当時最大規模の会場でライブをやったけど、埋まらなかったことがあって。
- 咲良
- 私が親知らずを抜いたとき(笑)?
- 秋本
- 出番が終わって、マイクも切られていたけど、「悔しい想いをこのままにしたくなかったら、出て歌っちゃえよ」と言ってもらって。最後にマイクなしで、みんなでアカペラで「Wow Oh!Oh!」を歌いました。
- 大黒
- めっちゃ覚えてる。
- 秋本
- そういうことをしていいのは嬉しかったけど、悔しさを感じていたので「今度は埋めるぞ!」という気持ちでいっぱいでした。
- 大黒
- いろいろなことがあったよね。
「アサガオ」のように、何十年経って思い出す<宝>もありますか?
- 坂本
- この曲だけ、活動を始める前の小学生の頃まで遡っているから、たぶんメンバーそれぞれ思い出すことがあります。学校の風景、地元の友だち……。
――遥奈さんが思い出したのは、どんなことですか?
- 坂本
- 歌詞の通り、みんなでアサガオの鉢を並べて、支柱を立てて、朝そこに行っては、どれくらい成長しているか見てたり。友だちと仲良く下校していた風景も、思い浮かびました。
- 咲良
- 影踏みをしながらね。
- 坂本
- そう。「あの子、今、何をしているのかな」と思ったり。生まれ育った場所で仲良くしていた友だちは貴重だし、そういうことを思い出す歌もあまりなかったので、すごく新鮮な気持ちになりました。
舞台の差し入れにした名古屋名物はおすすめです
――7月には名古屋城で「シャチサマ」が初開催されます。各地から遠征してくるファンも多いと思いますが、おすすめの名古屋みやげはありますか?
- 大黒
- お店だと、名古屋城の近くに金シャチ横丁というところがあるんです。そこは寄ってもらいたいです。
- 秋本
- 名古屋名物のいろいろなお店が並んでいます。名古屋コーチンの親子丼、ひつまぶし、みそかつの矢場とん……。そこで名古屋めしは堪能できます。
- 坂本
-
おみやげでは、寿がきやさんのラーメン6食セットはおすすめです。
▶ 寿がきやさんのラーメン6食セット
――ちょっとネットを見ると……楽天市場でも買えますね。
- 坂本
-
(楽天市場の名古屋土産を見て)あっ、信長のえびしょっぱいだ! 舞台に出演させていただいたとき、差し入れに何がいいかなと思って、えびしょっぱいを食べたらおいしかったんです。えび風味の甘じょっぱいパイで、クセになる感じ。『信長の野望』の舞台だったので、ちょうどいいかなと思って買っていきました。
▶ 信長のえびしょっぱい
- 大黒
-
小倉あんパフェサンドも有名ですね。パッケージもかわいくて。名古屋コーチンを使ったデザートも種類が多くて、プリンはよく見かけます。
▶ 小倉あんパフェサンド
――普段、個人的にネットで買い物はしていますか?
- 坂本
- してます。楽天さんにはいつもお世話になっていて。もつ鍋セットが安く売っていて、大量買いしたらおいしすぎて、みんなに教えました。
- 秋本
- ハルに教えてもらって、同じものを買いました。私は炭酸水を48本セットで買っています。割安だし重いものを家まで届けくれるので、ありがたいです。
- 咲良
- 私はついこの前、日傘を買いました。夏に向けて、小さくて持ちやすいのが欲しかったので。
- 大黒
- しばらく前に、差し入れ用に「つけてみそかけてみそ」を段ボール3箱分、買いました。名古屋人の冷蔵庫に1本は必ずある調味料です。
――やっぱりみそ系なんですね。
- 大黒
-
はい。ごはんにかけてもいいし、何に付けてもおいしくて。
▶ つけてみそかけてみそ
ライブ中は楽しくて後でエモさが残ると思います
――「シャチサマ」の内容は、これから決めていくんですか?
- 秋本
- セットリストの大枠は固まっています。名古屋城は私たちが11年前に路上デビューした大切な場所だから、この曲はやろうかなとか、企みながら決めています(笑)。
――その11年前のデビューライブのことは、覚えていますか?
- 大黒
- リハーサルから全部覚えています。みんなで買ったお揃いのシュシュを付けて、合間に初めての撮影をして。前日が雨でステージの床が濡れていて、リハでハルがロンダートで滑っちゃって、ヒヤッとしました。
- 坂本
- ズルッとなって、スタッフさんたちのどよめきを聞きました。そんなたくさんの大人の人たちに「うぉーっ!」と言われたことがなくて、そっちでビビりました(笑)。
- 咲良
- 時期的に桜がすごくきれいだったのも印象深いです。風が強かったので、桜が吹雪いていました。
- 秋本
- お客さんがすっごく多かったことにビックリしました。路上デビューの日だから、ここからファンを増やすつもりだったんです。来てくださった方にポストカードを配ることにしていて、余ると思って「私にもちょうだい」と言っていたんですけど、予定枚数よりたくさんの方がいらっしゃって。「こんなに⁉」という驚きが大きかったです。
――それから11年が経ちました。
- 坂本
- 愛知の野外で「シャチサマ」をやったのも、蒲郡のラグーナテンボス以来で8年ぶり。小学校に入ってから中2までと同じでしょう?
- 咲良
- マジでシャチは長い。
- 坂本
- そう考えると、すごいことだなと。
――そうした想いも込めた今年の「シャチサマ」は、よりエモいライブになりそうですか?
- 秋本
- エモさより楽しさが爆発しちゃうかもしれません。
- 坂本
- ライブ中は楽しすぎて「ウェーイ!」となると思います。声出しもOKだし、野外だし。でも、後々にやっぱり「エモかった」というのが残る気がします。
- 咲良
- 久々に名古屋城に立ってみたら、気持ちがだいぶ変わりそう。
特化した4人が集まって最強になれたら
――「君にぴったりな歌」の話でも出ましたが、11年といっても、まだまだこれからという感覚ですか?
- 大黒
- 未来が広がっています。
- 坂本
- <何もない道>だったのが、今は道がありすぎて(笑)。
- 咲良
- 改名したりプライベートレーベルになったり、いろいろな決断をしてからは、まだそんなに月日は経っていませんから。コロナ禍を経て、ライブでいろいろ気にせずセトリも組めるようになって。フリーな状況で自分たちのスタイルを改めて確立することが、今のいったんの目標かもしれません。
- 坂本
- 長くやってきて、いろいろ経験したから、ある程度のことはできるようになりました。でも、それぞれの個性や「このメンバーはこれができる」という特徴を伸ばしていこうと思っていて。シャチの中で唯一無二なことを、全アイドルの中でも特化したものにして、その4人が集まったら最強。そんなグループを目指していきたいです。
――遥奈さんだったら、釣りなら負けないアイドルになるとか?
- 坂本
- はい。魚を釣ったら一番になれるように、頑張ります(笑)。そんなふうに、シャチはそれぞれがすごいと、言われるようになれたら。
――アイドルの枠を越えたところもあるTEAM SHACHIですが、アイドルというスタンスは貫くわけですか?
- 秋本
- 自分たちでいろいろ決めさせていただけるのは、バンドっぽいところもありますけど、基本はアイドルです。
- 坂本
- アイドルに見えていたら嬉しい、という感じ。でも、「アイドルではないよね」と言われても全然いいです。シャチはシャチなので。
- 大黒
- それ、カッコイイね(笑)。私たちは私たち、みたいな。
- 秋本
- 言われて嬉しいのは、「かわいい」ももちろんですけど、「ライブが熱い」とか「楽しかった」ということです。
- 坂本
- それがイコール「シャチっぽい」と言われることが多くなっています。
- Photo/奏、ノリスケ
- Text/斉藤貴志
INFORMATION
TEAM SHACHI
CD情報
「AWAiTiNG BEAR」 6月28日発売
①あなたのトリコ~究極の愛~②君にぴったりな歌③アサガオ④勲章
CD:3000円(税込) 4曲+"Off Vocal Ver."4曲 ブックレット12P収録
Mカード:1500円(税込) 4曲収録
ライブ
「SHACHI SUMMER2023 名古屋城 ~叫べ!夢と希望の銃弾を放つ夜~」
7月22日(土)18:00~名古屋城 二の丸広場
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キャンペーン期間 |
2023年6月27日(火)17:00 ~ 2023年7月3日(月)23:59 |
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