IDOL : #寺嶋 由芙

ゆるキャラが大好きなアイドル、「ゆっふぃー」こと寺嶋 由芙(てらしま ゆふ)。記念すべきソロ活動10周年を迎えるタイミングで、2023年8月30日(水)にニューシングル「大宇宙の無限愛」をリリースする。本曲は寺嶋が憧れ続けたハロー!プロジェクトの総合プロデュースを務めている、つんく♂さんが提供した楽曲だ。

今回は寺嶋に「大宇宙の無限愛」に込めた思いや制作秘話、ハロー!プロジェクトやゆるキャラへの愛、今後の目標などを熱く語ってもらった。

夏はクイズの季節。パンダ活動も充実しています

――前回のインタビューでは、コピーライター養成講座や短歌などにハマっているというお話をお伺いしました。最近、ハマっていることはありますか？

寺嶋由芙(以下、寺嶋)

引き続きコピーライティングと短歌は好きなのと、「夏はクイズの季節」と考えていて。毎年夏は「TOKYO IDOL FESTIVAL」のクイズ大会があるので、相変わらず早押しクイズアプリをやったりとか。パンダは「おパン(楽天のキャラクター、お買いものパンダの通称)」も好きですけど、生きているパンダも好きで。和歌山県のテーマパーク(アドベンチャーワールド)にいる「楓浜(ふうひん)」ちゃんという推しパンダや、上野動物園にいる可愛い「シャオシャオ」「レイレイ」に会いに行くなど、パンダ活動も充実しています。

――かなり充実していますね！クイズは「1日何問解く」と決めているんですか？

寺嶋

特に決めていないです。空き時間や夜中に解いています(笑)。

――毎年、クイズ王決定戦で1位を獲っているじゃないですか。だから「日々クイズを解いているのかな」と。

寺嶋

いやいや、遊びでやっています(笑)。楽しいですよ。

――そうなんですね。最近知った新しい知識はありますか？

寺嶋

この間のワンマンライブのオープニングアクトに出てくださったお坊さん芸人のドドんさんに教わったんですけど、一説によると「お坊さんはお坊さんのお葬式しかできないから、亡くなった人に1回戒名を授けて、一旦お坊さんにしてから『同じ立場ですよ』ということにしてお葬式をする」そうです。宗派にもよるらしいのと、それがクイズに出るかはわからないですけど(笑)。

――奥深いですね。

寺嶋

本当に。

ハロー!プロジェクトの曲をいっぱい聴いています

――ほかにもハマっていることはありますか？

寺嶋

今回、つんく♂さんに作っていただいた曲を歌うということで、改めて「ハロー!プロジェクト」の曲をいっぱい聴いています。

――よく聴くのは「モーニング娘。」さんの曲ですか？

寺嶋

モーニング娘。さんが多いですけど、派生ユニットとかも。私は安倍なつみさんが好きで、なっち(安倍なつみさんの通称)が参加しているユニットは全部推しています。あと、やっぱり松浦亜弥さんがめちゃくちゃすごいということに改めて気づいて。

――僕は松浦さんと同い年なんですよ。松浦亜弥さんを観ていた同世代は、何となく「ソロで活動しているな」みたいな感覚だったと思うんですけど、今大人になってからすごさがわかるという。

寺嶋

本当に、すごさや可愛さが改めてわかって。昔はモーニング娘。さんが自分のなかでメインで、推しているなっちばかり観ていたけれど、大人になって俯瞰できるようになりました。モーニング娘。さんのほかのメンバーもすごく可愛いし、あやや(松浦亜弥さんの通称)もミキティ(藤本美貴さんの通称)もすごいな、って。

――僕も最近「ASAYAN(あさやん)」などの、ハロプロ(ハロー!プロジェクトの略称)の昔の番組を観ています。「なんて面白い番組なんだ！」と改めて思いました。

寺嶋

そうですよね。ASAYANも「なっち可愛いな」という気持ちが強くて、番組の構成とか、アイドルさんたちの苦労もよくわかっていなくて。今になって当時のことを知ると、メンバーさんはお忙しいなか、TVもCMもミュージカルも、といろんなことをやっていて、すごいプロジェクトだったと気がつきました。

――つんく♂さんがメンバーさんたちに、音楽理論などをしっかりと教えている姿にも感動しました。

寺嶋

全然、妥協せずに教えていらっしゃいますよね。小さい頃からすごくクオリティが高いものを観ていたということを、今改めて実感しています。

――そうですよね。「最近、これをよく聴いている」といった、ハロプロさんの推し曲はありますか？

寺嶋

レコーディングするときに、「プラチナ期(2007年～2010年頃のモーニング娘。の通称)」のアルバム2枚目以降を結構聴いていました。それと新曲「大宇宙の無限愛」は田中れいなさんが似合いそうなイメージだったので、れいなさんの研究もしてみました(笑)。私、モーニング娘。さんの「怪傑ポジティブA」という曲が超好きなんですけど、曲調は「大宇宙の無限愛」とは違うものの、歌詞が身につまされるというか。「ドアー開けっぱなし」「カバンの中グッチャグチャ」という歌詞を聴きながら、「今日も私のカバン、グッチャグチャだな」とか思いながら生きています(笑)。

――共感するところが多いんですね。

「なっちみたいになりたい」と思ってアイドルになりました

――ゆっふぃーさんは、安倍なつみさんに憧れて「アイドルになりたい」と思ったのでしょうか？

寺嶋

そうですね。「なっちみたいになりたい」と思ってアイドルになりました。

――そんな気持ちを抱いて活動しているなか、憧れのハロプロのプロデューサーであるつんく♂さんから楽曲提供していただけることがサプライズ発表されたわけですよね。心境としてはいかがでしたか？

寺嶋

「本当かなー？」って(笑)。「実現するといいな」と自分でも思っていましたし、スタッフさんたちも「そうなるといいね」といろんな形でアプローチしてくださっていたことは何となく知っていました。でも、ずっと憧れていたからこそ、つんく♂さんから楽曲提供していただけることが大決定だとまだ信じられないというか。

――話が進むにつれて、実感が湧いてきたという感じでしょうか？

寺嶋

そうですね。この間、ライブで発表して、ようやく「本当にできたんだ。もうあとに引けないな。ここまで来たら大丈夫だろう」という気持ちになっています(笑)。

さまざまなハローを全部入れ込んだ「憧れ詰め合わせ」みたいな曲

――ニューシングル「大宇宙の無限愛」はどんな楽曲なのか、解説していただけますか？

寺嶋

憧れの、つんく♂さん節が炸裂しています。歌詞も「宇宙」「無限愛」とか、つんくさんじゃないと選べない言葉ばかりで。歌詞に出てくる「私っきゃできないことばかり」の「私っきゃ」という言い回しも、つんく♂さんならではなんですよね。私が観てきた、さまざまな時代のさまざまなハロー(ハロー!プロジェクトの略称)を全部入れ込んでくださったかのような、「憧れ詰め合わせ」みたいな曲をいただいたと思っています。そもそも「wow wow」言っている時点でもう(笑)。

――確かに、つんく♂さん節がたっぷり詰まった曲ですよね。2000年代頃のモーニング娘。の楽曲のようで。

寺嶋

自分が小学生だった頃に観ていた「LOVEマシーン」あたりのモーニング娘。に近い雰囲気もありつつ、プラチナ期のかっこよくなってきた頃、℃-uteさんのようなダンサブルなところ、Juice=Juiceさんのベースが効いている感じなど、いろんな要素を詰め込んでいただきました。ハロプロに憧れ続けてきたこの25年分の、自分の生き霊みたいなものが成仏したような曲をいただいたと思います。

――つんくさん♂が今まで関わってきたものの、いいところがギュッと濃縮されたサウンドになっていると感じました。優勝しているな、と(笑)。

寺嶋

おかげさまで(笑)。

――歌うのは難しかったですか？

寺嶋

歌は難しかったです。「wow wow」などの同じ言葉や音色が続くところもあるので、どうやってラストに向けて盛り上げていくか悩みました。ハロプロっぽい頭に“N”がつくような歌の入り方とか、最後にしゃくるような感じをやりたいけど「どこまでやったらあれを表現できるんだろう」と思って、いろいろと試行錯誤して。テンションが上がって浮かれてリズムが走りがちだったので、リズムにも気をつけながら歌いました。

――つんく♂さんって、本当にリズムにこだわりをお持ちの方ですよね。

寺嶋

そうなんですよね。ハロプロメンバーの皆さんのレコーディング映像などを観ていても、16ビートを刻むという。それを「私もやんなきゃ」と思って。どこまで再現できたかわからないですけど(笑)。

みんながとても嬉しそうにしてくれていてよかったです

――そんなふうに努力を重ねたうえでの新曲のお披露目は、とても温かい雰囲気で盛り上がっているように感じました。ゆっふぃーさんがステージから観た様子はいかがでしたか？

寺嶋

つんく♂さんに楽曲を提供していただいたことも、この曲自体の強さにも、ゆふぃすとのみんなが喜んでくれていました。今回、振り付けもハロプロさんへのリスペクトを込めて作っていただいたので、懐かしい振り付けにも気がついてもらえて、みんながとても嬉しそうにしてくれていてよかったです。

――2回目のアンコールのときには、ファンの皆さんが早くも曲を覚えてくださっていたようですね。

寺嶋

そうなんですよね。何だったら1回目に歌ったときからコールが入っていたり、振りコピをしている人がいたり。2回目はより一体感があったし。会場にいたけどアーカイブを観て何度も聴いてくれた方もいるみたいで、よかったなと。

――今回のシングルだけでなく、ゆっふぃーさんの曲は全体的に何度も聴きたくなるような中毒性があると感じています。だからお披露目で聴いて「もう1回聴きたい！」と思った方が多いのかな、と。

寺嶋

この調子でリリースイベントにも来ていただきたいです(笑)。お待ちしております。

「気がつけば あなた」は当時のCMの映像とか、絵が浮かぶ曲

――この曲のカップリングは決まっていますか？

寺嶋

「午後の紅茶」のCMにも起用されていた、松浦亜弥さんの「気がつけば あなた」をカバーさせていただきます！

――おお、すごいですね！最高ですね。

寺嶋

まだ今は準備していて、カバーを歌えるように調整していただいている状況です。レコーディングもまだしていないけれど、締め切りが近づいているので、できていることを祈ります。

――ドキドキしますね。

寺嶋

本当に。ほかにも「ハロプロのカバーをやろう」とか、「メドレーみたいに何曲もカバーしよう」とか、いろんなアイデアがありました。「カバーしたい曲の候補を10曲ぐらいに絞ってね」と言われたのに、私がハロプロの曲を40曲ぐらい提出して(笑)。どうするか悩んだときに、いつもプロデュースしてくださる加茂啓太郎さんが「ラヴァーズ・ロック(レゲエ・ミュージックのサブジャンル)風にしたい」と言って、ラヴァーズ・ロックのお手本曲を送ってくれたんです。それを聴いて、私が出した40曲のなかから「ラヴァーズ・ロックにしたら似合うだろうな」という曲に絞って。そのなかでも「気がつけば あなた」が1番可愛いだろうなと思っていたら、皆さんも同じ意見だったのでこの曲に決まりました。

――カップリングも発表したら、ファンの方々はさらに盛り上がりそうですね。

寺嶋

楽しみです。皆さん、この曲を聴いたらもう午後ティー(午後の紅茶の略称)しか飲めないですよ(笑)。

――楽天で箱買いしなきゃ(笑)。……今回のお話をお伺いしていて、「古き良きアイドル」がまた求められていると感じました。

寺嶋

10年前にアイドルを始めた頃はまだそんなに前のことじゃなかったのに、もはや古き良きになっているという(笑)。「気がつけば あなた」は2005年にリリースされた曲で、意外にしれっと20年くらい前で。でも私がまだみんなに出会っていない、ただの小学生・中学生だった頃の思い出や憧れを、アイドルとして当時の曲をカバーすることでみんなと共有できるのは、すごく嬉しいことだなと思います。

――この曲によってファンの皆さんが昔の曲も、ゆっふぃーさんとの10年間も振り返りつつ、懐かしい思い出を共有して、「これからも青春を楽しもう！」と思ってくれたらいいですよね。

寺嶋

この曲がリリースされた当時からオタクだった人もいるでしょうし、きっといろんなことを振り返りますよね。そういう意味でも、カバーするにはとってもいい曲な気がしていて。ほかにも気になる曲はたくさんあったけれど、「気がつけば あなた」は当時のCMの映像とか、そのシーンが目に浮かぶ曲だから。今の季節に合うところも含めていい選曲なんじゃないかな、と。

――CMは夏の海の映像だったと思うので、確かに今の季節にぴったりですね。……ゆっふぃーさんの活動は10周年ということで、今回の曲だけでなく過去の曲もたくさん聴いてもらえたらいいですね。

寺嶋

2014年の2月にリリースした「#ゆーふらいと」がデビュー曲なので、ほぼ10年前ですもんね。

――10年間歌い続けられるのは、すごいことだなと思います。

寺嶋

だからBerryz工房さんの「普通、アイドル10年やってらんないでしょ!?」という曲もカバー候補に入れるか悩んだんですけど、ちょっとおこがましいかなと思ってやめました(笑)。「Berryz工房の10年と、自分の10年を一緒にしてはいけない！」と思って(笑)。

――ファンならではの考え方ですね(笑)。

「来世で頑張ろう」と思っていたことが、今世で叶っちゃった

――以前、「アイドルのロールモデルになりたい」と仰っていましたが、今もその気持ちはありますか？

寺嶋

そうですね。活動を続けていった先に、憧れの方からの楽曲提供があって。本来だったらハロー!プロジェクトに合格して、つんく♂さんの教えを乞うて曲をいただいて、っていうのが正規ルートです。でも、そうじゃなくても辿り着かせてもらえる、というのを体現できたことが、誰かのお役に立てたらいいなと思います。

――夢を叶えたんですもんね。

寺嶋

それはよく言っていただくんですけど、あんまり夢とも思っていなかったんですよ。今世ではもうないルートだと思っていたので。「いつかそうなったらいいな」という憧れはもちろんあったけど、とは言え「そんなわけはなかろう」という気持ちでいたので。ふんわりずっと「来世で頑張ろう」と思っていたことが、今世で叶っちゃった、という感覚です。

――ゆっふぃーさんが率先して体現したことで、「こういう道を歩んだ先で、つんく♂さんに曲を作ってもらえるんだ」「夢を叶えられるんだ」というふうに、アイドル活動をしている方々もきっと勇気が出ますよね。

寺嶋

みんながみんな思い通りにはいかない可能性もあるけど、私は思った通りに進まないときには環境を変えるとか、いろいろと試してきたので。その結果、こうやって帳尻が合っていけばいいのかなと。そういうやり方もあることを提示できていたらいいな、と思います。

――音楽やアイドルを続けることによって、思いも寄らない夢などにつながる可能性もあるということですね。

寺嶋

10年間活動を続けているアイドルはそこまで多くないけれど、10年間活動し続けているゆるキャラはたくさんいるんですよ。以前はゆるキャラたちを客席で見ている立場だったのが、今ではキャラたちの10周年や15周年のイベントにたくさん呼んでいただけるようになって、いろんな景色を見せてもらって。そのゆるキャラが、地域に幸せな気持ちをずっと伝え続けていたり、10年前は赤ちゃんだった子が小学生になってもそのキャラクターに会いに来ていたりとか、ゆるキャラも続けてきたからこそ成し遂げていることや築いてきたものがあって。10年経つと、そのキャラの周りにコミュニティができるんですよね。「それをアイドルでもできたら、とってもいいな」と思いました。そんなことを、ゆるキャラから学んでいます。

――ゆるキャラの活動からの学びもあったと。

寺嶋

推しはみんな学びをくれるので(笑)。

――(笑)。そういうお話も含めて、前回の取材時には目標として「アイドル界に恩返しを」ということでしたが、その目標は今でも変わっていませんか？

寺嶋

アイドル界もゆるキャラ界も、せっかく楽しく続けさせていただいているので、これからも楽しい活動が続くといいなと。私はソロなので、直続の後輩などの何かを伝える相手はいませんが、楽しい業界がより良くなって続いていくようにお役に立てたらな、と思います。

――ゆっふぃーさんがアイドルも音楽も続けてくださっていることに、ファンとしては大感謝の気持ちは絶対にあると思います。

寺嶋

私は自分で作詞作曲が超できるわけでもないですし、活動は一人ではできないことだから、むしろ皆さま、続けさせてくださりありがとうございます。

――お互いに感謝ですね(笑)。

つんく♂さんの曲に触れたことがある人には必ず聴いてほしいです

――ニューシングルリリースに向けてのひと言や、意気込みがあれば教えていただけますか？

寺嶋

今回はいろんな憧れが叶う曲ですし、10周年という記念すべきタイミングでリリースする曲で。こんなに素晴らしい曲をいただけたことに感謝しながら歌うので、ぜひゆふぃすとの皆さんはもちろん、ハロオタさんとか、つんく♂さんの曲に触れたことがある人には必ず聴いてほしいです。多分、日本のほぼ全員が、つんく♂さんの曲を聴いて育ってきたと私は思っているので(笑)。特に同世代は。

――日本のほぼ全員に届けたいですね！リリースイベントは各地に行くんですか？

寺嶋

行きます。都内のみならず、いろんなところでお会いできたら嬉しいです。

――楽しみですね！ほかに、これから解禁される情報などはありますか？

寺嶋

「大宇宙の無限愛」のMVを撮りました！スタジオ撮影だったんですけど、グリーンバックで撮って、あとで合成していただくシーンが結構あって。私も絵コンテだけ見て「なるほど、ここにUFOが来るんですね」みたいな気持ちでいました(笑)。宇宙人のコスプレとか、今までと全然違うビジュアルを見ていただけると思います。でもハロプロのオマージュというか、キラキラの照明の前で歌うとか、憧れていたアイドル映像を実現させたようなハロみ溢れるシーンもあります。

――そうですよね。ジャケットもハロプロらしいですし。

寺嶋

宇宙人のコスプレも、松浦亜弥さんの楽曲「奇跡の香りダンス。」あたりの、あややっぽい雰囲気をオマージュしていたりとか。

――MVにもたくさんの要素が含まれているんですね！完成するのが楽しみですね。

寺嶋

そうですね。ビジュアル面でも、憧れ昇華曲らしいところがたくさん盛り込まれています。モーニング娘。さんなどのグループアイドルへの憧れもあるので、ジャケットはグループみたいにゆっふぃーがいっぱいいる写真にしようとか、そういうギャグみたいなアイデアも取り入れていただいています。

おパンを中心に幸せが広まっていると思うと大尊敬

――せっかく楽天関連の記事なので、楽天に関してもお伺いしたいです。最近、楽天で購入したものはありますか？

寺嶋

ライブ用に楽天で猫耳としっぽを買いました。アンコールで、巫女の衣装を着ている猫のゆるキャラ「みっけちゃん」が来てくれて。会場が「神田明神ホール」で神社ということもあり、私も一緒に巫女っぽい衣装にしました。みっけちゃんが来るので「せっかくなら、猫耳としっぽもあったほうがいいだろう」ということで、楽天さんでポチりました。

――すごいですね！どんどん楽天ポイントが貯まっているのでは(笑)。

寺嶋

貯まったポイントを、せっせとお買いものパンダグッズに交換しています(笑)。

――ゆっふぃーさんは、楽天のお買いものパンダも本当にお好きなんですね！おパンちゃんにメッセージがあればお願いします！(笑)

寺嶋

10周年おめでとうございます。10周年記念イベントで東京駅のポップアップストアに行って、いっぱい買いものしました。めちゃくちゃ可愛い。おパンはとても性格がいいので、日々心が洗われています。おパンがいい子だから、おパンの世界に出てくる小パンダとかむぎちゃんとか、……あと、ぷちょまる知ってますか！？ぷちょまるは泣けますよ。

――ぷちょまる、知りませんでした(笑)。

寺嶋

小パンダがおパンのために開発したロボットで、おパンのおうちで、おパンのお手伝いをしているんですよ。みんなAIが搭載されてる便利ロボットだと思ってるんですけど、実はめっちゃアナログで。おパンが「明日の朝何時に起こして」と言うと、ぷちょまるは自動じゃないから自分で目覚ましをかけて起きて、おパンを起こしてるんですよ。そんな超いい子がいるんですけど、そういう仲間も増え、おパンのファンの皆さんもオフ会をやっていたりとか。私はさすがにオフ会には参加できないんですけど、皆さんのSNSでの交流などを見ると、10年頑張って続けているとファン同士のコミュニティができたり、ストーリーが広がっていったりするんだなと。おパンを中心に幸せが広まっていると思うと大尊敬しています。引き続き元気に頑張ってください。……と、お伝えしたいです(笑)。

――きっと、おパンにも届くはずです(笑)。

寺嶋

ぷちょまるにも「お疲れさまです」とお伝えください(笑)。

――わかりました(笑)。

ずっと大事に聴いてもらえたら嬉しいです

――最後にファンの皆さんにひと言、メッセージをいただけますか？

寺嶋

こんなに最高の曲をいただけるのは、ここまで続けさせてくれた皆さんのおかげなので、本当にありがとうございます。推しのお祝いがオタクのお祝いで、今シングルはオタクのお祝い曲だと思うので、ずっと大事に聴いてもらえたら嬉しいです。よろしくお願いします！

【おまけ】おパンが持つと映える！めちゃかわなお花のチョコ

寺嶋

「TOKYOコーン・フルーリ」という、めちゃかわなお花の形のお菓子をいただきました。えー！可愛い！見て！(お買いものパンダのぬいぐるみがお菓子を手で持つと)ぴったりサイズです！！素晴らしい。推しが映える(笑)。では、いただきま〜す♪ ……いろんなチョコの味がします。ストロベリーと抹茶とホワイトチョコがいい感じに混ざって、サクサクでとっても美味しいです！いろんな味がして美味しいので、よかったら皆さんもお召し上がりください！

メサージュ・ド・ローズ TOKYOコーン・フルーリ

• Interview／石山 喜将
• Support & Text／多崎 ろぜ
• Photo／奏