IDOL : 中山莉子(私立恵比寿中学)
結成14周年を迎えた私立恵比寿中学で活躍中の中山莉子が、マレーシアで撮影した『中山莉子の2nd写真集。』を発売する。1stは6年前の17歳の誕生日に発売され、今回は23歳になる前日。20代になって大人の姿も見せつつ、背伸びをせずにありのままの自分を表現したという。
中山莉子(なかやま・りこ) 2000年10月28日生まれ、東京都出身。
2014年に私立恵比寿中学に加入
体を絞って「いつでも出せます!」と
――17歳の誕生日に1st写真集を出したときから、「次は22歳で」と言ってました。
- 中山
- 1stのときも、18歳、19歳になると顔つきが変わるから、その前に17歳で出したかったんです。目標を達成できましたけど、女性は25歳くらいから、また変わってくると聞いていて。だから、20代に入りながら幼さもまだ残っている22歳か23歳で、次の写真集を出せたらいいなと思っていました。
――エビ中で最年少だった当時から、すごくきれいになりました。
- 中山
- いろいろ頑張りました(笑)。コンプレックスだったホクロを取ったりもしています。
――22歳が近づいてくると、生誕祭などで「写真集を出す」とアピールもしてましたね。
- 中山
- 生誕祭は自分で作り上げるので、何を言ってもOKだろうと、去年は「来年、写真集を出します!」と宣言しました。まったく何も決まってなかったんですけど(笑)、とりあえず言っておかなければと思って。言ったほうが、自分にもスイッチが入りますから。
――スタッフさんに直訴もしていたんですか?
- 中山
- 言ってましたし、言うだけでもダメなので。体を絞って「いつでも写真集を出せるように頑張ってます」アピールをしていました(笑)。
女優さんの写真集をたくさん買って勉強しました
――正式に2nd写真集を出すと決まったことは、どんな形で聞いたんですか?
- 中山
- 結構サラッと言われた気がします。撮影が5月で、その2ヵ月くらい前だったかな。すごく嬉しいというより、「大丈夫かな?」という不安が大きかったです。「出したい」と自分で言ってきた分、みんなの期待値が上がっているじゃないですか。それに応えられるかどうか。まだ時間があったので、運動や食事制限をギリギリまで頑張りました。
――女優さんやアイドルさんの写真集を見て、研究もしたそうですね。
- 中山
- たくさん購入して、自分はどういうのがいいのか、見比べて勉強しました。その中でも、女優の山本美月さんの写真集がすごく素敵で、引き込まれました。私もこんな魅力的な写真を撮りたいと、参考にさせてもらった部分もあります。
――山本美月さんというと、莉子さんよりお姉さんですね。
- 中山
- 山本さんが27歳くらいで発売された写真集で、「きれいだな」と思いながら、ずっと見ていました。あとは新木優子さんや夏帆さんとか、先輩の女優さんの写真集が多かったです。同世代だと、浜辺美波さんのも見ました。
アゴのラインはきれいと言われます
――運動はどんなことをしていたんですか?
- 中山
- 筋トレをしたり、ジムに通ったり。ジムには前から通ってはいましたけど、マレーシアで撮ると決まってから、腕とか出すので上半身を引き締めたり、背中がきれいに見えるように器具を引っ張ったりしました。
――筋トレは家でもしていたり?
- 中山
- 腹筋とかやってました。あと、立ち方もジムのトレーナーさんにいろいろ教えてもらって。重心が片寄ると脚が外に広がってしまうので、ちょっとつま先のほうに掛けるようにして、ポージングの練習もしました。
――自分の見た目で好きなところもありますか?
- 中山
- 体はわかりませんけど、アゴのラインはメンバーからきれいと言ってもらうことがあります。太っても顔にあまり肉は付かなくて、逆に痩せると最初に落ちます。
――何もしなくても、きれいなラインが保たれていると。
- 中山
- でも、むくむことはあるので、撮影のときは自分でコロコロ(美顔ローラー)をやっています。
大好きなしょっぱいものも我慢して
――食事制限はどんな形でしていたんですか?
- 中山
- 炭水化物を控えて、豆腐とかヘルシーなものを食べていました。撮影1ヵ月前はお米を一切やめて、サラダとスープだけにしたり。ありがたいことにエビ中のツアー中で、毎週末にすごい運動になりましたけど、地方でみんなとごはんに行けないのは辛かったです。ライブ後に、みんなは土地のおいしいものを食べに行くのに、私は1人でホテルに帰ってきました(笑)。
――ホテルで何かを食べてはいたんですか?
- 中山
- みんなはおいしい海鮮料理を食べているのかな……とか思いながら、スーパーで安いお刺身を買ってました(笑)。運動をしたあとにマグロを食べるのがいいと、トレーナーさんに教わったので。
――そういう生活が数ヵ月続くのは、なかなかキツかったのでは?
- 中山
- 私は本当は、すぐむくむようなしょっぱいものが大好きなんです。イカの塩辛とかキュウリの浅漬けとか。でも、むくんだ写真が残ってしまう恐怖心のほうが強くて、我慢できました。ただ、チョコだけは好きすぎて、我慢せず食べていました。
マレーシアに来たら「ごはんも楽しもう」と(笑)
――マレーシアでは「ご飯がどれもおいしすぎて……途中から気にせず食べてしまった」ともコメントされています。
- 中山
- 行く前までは、本当に食事制限にすごく気をつけていたんです。マレーシアに着いた日も控えめにしてましたけど、ごはんの帰りにチョコアイスを食べてしまって。それまで頑張ってきたので、「もう楽しもう」と思って気にせず食べていたら、行った日と帰る日で、腕のむくみ具合が全然違っていました(笑)。出来上がった写真を見たら、そんなにわからなかったので、旅の思い出ということでいいかなと。
――マレーシアのどんな料理がおいしかったんですか?
- 中山
- 楽しみにしていた揚げアイスはおいしかったです。あとは、ほとんど中華料理を食べていました。
――マレーシアの街にはどんな印象がありました?
- 中山
- とりあえず暑かったのと、クアラルンプールは都会で、無印良品のお店やカラオケのまねきねこもあって、日本とあまり違いを感じませんでした。ケタム島では狭い道を普通にバイクがブーンと走っていて。人が板を繋げて作ったような穴が開きそうな道で、自転車に乗って撮ったときは、田んぼみたいなところに落ちそうで怖かったです(笑)。
野生の猿にビビッて近くで撮れませんせした
――撮影は楽しくできたんですか?
- 中山
- そうですね。都会から田舎までいろいろなところを回れて、マラッカは街全体が世界遺産。私自身もカメラを持って、たくさん写真を撮りました。それで、海外でもホームシックにならずに過ごせるんだなと思いました(笑)。
――いつもだとホームシックになりがち?
- 中山
- メンバーがいたらまた違いますけど、1人だと寂しくなるのかなと思っていたら、全然大丈夫でした。
――大変なことやハプニングはありませんでした?
- 中山
- 最初に撮影した場所に猿が何十匹もいました。人間に慣れていて普通に歩いていて、距離感がバグっているから、すごく近づいてくるんです。私はワンちゃんを飼っていて動物は好きですけど、ここまで野生の猿がいると怖くて。本当はもうちょっと近くで撮れば良かったんですけど、あれくらいしか行けませんでした(笑)。猿は誰かからもらったか拾ったオレンジを食べていて、私がビビっているのが若干写真に出ちゃっているかもしれません(笑)。
――スケジュール的にはタイトだったんですよね?
- 中山
- 朝は早かったです。でも、マラッカに行くときとか移動も長かったので、その時間に仮眠を取ったりしました。
――ホテルに帰ったら、すぐ寝て?
- 中山
- ストレッチとか筋トレとか、その日のメニューはこなしてから寝てました。
服の好みが年齢に追い付いた感じがします
――大人っぽいカットもありますね。お風呂に着衣で入っていたり。
- 中山
- 10代のときには出せなかった姿も見せたいというのは、お伝えしてました。夜のKLタワーで大人っぽいドレスで撮ったのは、お母さんのアイデアです。お風呂だったりプールだったり、衣装的にもだいぶ肌見せはしました。
――今回、衣装にも莉子さんの好みは反映されてますか?
- 中山
- たくさん用意してくださって、1着1着着てみて、「これがいい」というのは言わせていただきました。服の好みは、やっと年齢に追い付いた感じがします。高校生の頃から、大人な感じのワンピースとかが好きだったので。当時は年齢に合ってなくて、背伸びしたように見えていたから、お母さんには「年相応のかわいい服を着てよ」と言われていました。フリフリや短いスカートを着てほしかったみたいで。
――莉子さん的にはそっち系ではなかったと。
- 中山
- ワンピースでも柄が面白かったり個性的なのが、高校生の頃から好きでした。今日の衣装もそうですよね。20代になって、そういう洋服がようやく似合うようになってきました。
――写真集で着た衣装で、特にお気に入りなのは?
- 中山
- ピンクモスクの前で着たサラッとした上品なピンクの服や、KLタワーの夜景バックのきれいな黒いワンピースです。やっぱり大人っぽいのがいいですね。
おちゃらけてしまうのは変わりませんでした
――出来上がった写真集はイメージ通りのものになりました?
- 中山
- マレーシアに行く前は、背伸びして大人っぽく撮りたいと考えてましたけど、やっぱり私はそうはならなかったです(笑)。いろいろな表情を見せて、20代らしいカットも撮りながら、ちょっと変なポーズもしちゃったり、何も気にせず大笑いしておちゃらけたり。そこは1stと変わりませんでした(笑)。でも、それはいいことだと思うんです。帯にも「ありのままの現在地」と書いてあるように、20代になってもこのままな姿を残せたのは、ファンの人にも喜ばれると思いますし、良かったです。
――3rd写真集はいつ出したいとか、もう考えていますか?
- 中山
- 次は27歳くらいで! ちょっと間隔が縮まりました(笑)。また6年後だと30歳に近くなってしまうので、その前に出したいです。
――27歳の莉子さんだと、どんな写真集になりますかね?
- 中山
- 北欧とか雪が降る寒そうなところに行って、はかない表情で撮りたいです。私は真夏のカンカン照りの太陽の下で、元気にハッピーというより、涼しげな場所でスンとしているのが合うと、自分では思っているので。
いつか自分で撮った写真の個展も開けたら
――こんな大人になっていたい、というのはありますか?
- 中山
- 27歳になっても中身は今と変わらないと思いますけど(笑)、見た目はどんどん大人のきれいさを身に付けたいです。まだエビ中で高校生の妹メンに入って写真を撮っても、全然馴染む幼さがあって。それも嬉しいことなので残しつつ、きれいな女性になっていきたいと思います。
――シャレたバーに1人で入るようになったりは?
- 中山
- それはできなそうです。今と変わらず、いつまでもメンバーのおうちで飲んでそうです(笑)。
――仕事以外で挑戦したいこともありますか?
- 中山
- 写真は自分でもどんどん撮っていきたいです。買ったけど機能を理解してなくて、持ってるだけのカメラもあって。撮るのは好きでもカメラに詳しくはないので、写真教室に通って1から学びたいとずっと思っているんです。
――フィルムカメラにこだわりがあるそうですね。
- 中山
- デジタルも持ってますけど、逆にそっちの使い方がわかりません(笑)。でも、いつか個展を開きたいです。
- Text/斉藤貴志
- Photo/河野英喜
中山莉子 サイン入りチェキプレゼント
応募期間 |
2023年10月23日(月) 12時00分 ~ 2023年10月30日(月) 23時59分 |
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対象者 |
応募いただいた楽天会員様
[対象条件]
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