IDOL : Gran☆Ciel

怒涛の10ヶ月連続楽曲配信リリースが話題となり、11月1日にその集大成となる1st アルバム「Future」をリリースしたGran☆Ciel（グランシエル）。アルバムはSPYAIRのUZによる楽曲提供も含めさらに話題を呼んだが、その裏には彼女達のアーティスト性の成長とそれを支えたファンの物語があった。日本最大級のアイドルイベント@JAM 仕掛け人の橋元恵ーをプロデューサーに迎え、ArcJewel とタッグを組み2018年に「Jewel☆Ciel（ジュエル・シエル）」としてデビュー。そして2021年3月、新体制になるタイミングで”広大な大空”を意味する「 Gran☆Ciel」 へ改名。Jewel☆Ciel時代から約5年間、決して順風満帆ではない道のりでも笑顔を忘れず積み上げ磨き上げてきた彼女達へ、今の想いと今後の希望についてインタビュー。2023年の3rdワンマンライブを控え、彼女達はどんな新天地の大空を目指すのか。

新メンバーが慕うGran☆Cielの保健室とは？

ーーアルバムリリースおめでとうございます。まずは他己紹介形式で、メンバーの紹介をお願いします。

天音七星

新メンバーが加入してから半年ほど経ったので、2人からのメンバー紹介をききたいのでお願いします。

上丘鈴華

はい！上丘鈴華です！（こちらが）リーダーの天音七星さんです。私から見た七星さんは、グループに入る前と後で天と地くらい印象が違いました。こういうインタビューなどの時に場を回してくれるしっかりしてる方です。劇場でもキリッとしたクールめなパフォーマンスをされる事が多く、私が加入前にライブを見た時は、厳しく怖い方なのかなと思っていましたが、実際に話すと意外と抜けているところがありました。真面目だけど天然で、親しみやすい（笑）。

天音七星

なんだよぉ（笑）。ゆるキャラってこと？

（一同爆笑）

上丘鈴華

かっこよく締めるところで締めてくれるし、落とし所をつけてくれるのはさすがリーダーだなと思っています。そのギャップにやられてグループ内なのにファンになってしまうくらいです。

小林夢叶

小林夢叶です。よろしくお願いします。私から見た夢咲りりあさんは、Cielの歌を支える存在で、歌声がとても好きです。清楚でお姉さん風の見た目ですが、中身が不思議な事が多く、言葉が通じ合わない。

（一同爆笑）

小林 夢叶

でも最終的には通じ合って一致してるんです。加入して最初のレッスンで振り入れを覚えられなかった時、先輩にうまく頼れずスタジオの端で練習していたら「大丈夫？」と声をかけてくれました。それがとても嬉しくて、グループに心を開くきっかけになった先輩でもあります。

上丘鈴華

私にとっての濱田菜々さんは、夢叶にとってのりりあさんと同じように、グループに打ち解けるきっかけになった方です。元々SNSでお酒が好きというのを知っていて、私も21歳になったので、お酒の話題で盛り上がってくれました。見た目はお上品なお姉さんで近づきがたかったんですが、意外とふざけることが好きで、ライブの時に急に変な顔で見つめてきたりします。でもそれで緊張がほぐれたりするんです。ムードメーカーって言葉はおしゃべりな人ってイメージでしたが、菜々さんはそうじゃないんです。菜々さんが面白い時、笑顔の時グループ全体が明るくなるし、菜々さんが真剣だとグループも全員が頑張ろうとなる。こんな空気のつくり方ができるんだといつも思いますし、それができるのはやはりセンターだなと感じます。細かい気遣いができて視野も広くて、ライブの反省会でも後ろにいるはずの私が振りを失敗していたことを把握していたのには驚かされました。そんな尊敬すべき人物です！

小林夢叶

牧野真琴さんはグループ唯一の関西人です。見た目は清楚ですが、喋ると面白いおしゃべりさんです。本当に誰にでも優しい方で、マイナスなことを言わない、プラスのことを発言してくれるから、グループ全体をプラスに向かわせてくれます。また、ファン思いの方で、普段の会話からファンのことを大切にしてる発言をします。「私たちでファンのことを幸せにしようね」と話しかけられたり、同じ内容のメッセージが来ることもありました。お休みの時でも、グループやファンのことを考えてて、内面から優しさが溢れ出てる方です。話していても落ち着くし、変化に気づいてメンバーへ体調など気遣いもしてくれる、例えるなら「Cielの保健所」？

上丘鈴華

違う違う！保健所は違う！保健室！（笑）。

小林夢叶

じゃあ関西保健室？あと、意外と涙脆いところも魅力です。

牧野真琴

三者面談の時とかもそうでしたが、自分について語られるとなぜか泣いちゃうんです。今もふざけてないと本当に泣いちゃいそう。

上丘鈴華

望月希美奈先輩です。みんな”さん”付けで呼んでいるんですが、希美奈先輩だけは「後輩から希美奈先輩って呼ばれるのが夢だったの！」と言われ、新人2人は先輩と呼んでいます。愛されキャラで、ライブ映像を見返すと一番楽しそうにライブをしている、一番スポットが当たっているんじゃないかと私は感じています。見本にしたい存在です。素敵な笑顔で、グラビアでの活動も力を入れてやっていて、女性的な魅力に溢れているふわふわしたアイドルです。でも、裏側でレッスンの時は誰よりもメモをとり、自分だけでなく全員分のバミり（立ち位置）やフォーメーションを覚えているんです。アイドルなのに武士のような芯の強さを持っている感じで、簡単に曲げない「自分のかわいさ」や「自分のやるべきこと」を持っています。可愛さとかっこよさの両方を持っている方だなと思って私は見習いたいなといつも思っています。

望月希美奈

嬉しい?！

小林夢叶

上丘鈴華は同期で、同じ日に加入し、お披露目ライブ前の年末頃からほぼ毎日一緒に歌やダンスの練習をしてきました。リンリンとは得意・不得意分野が違ったので、支えあってこれました。私が歌に自信がないからダンスを頑張ろうとしていた時、「夢叶は歌に苦手意識を持たなくていい。夢叶は声が可愛いから、歌が下手なわけじゃない。変えなくていい、そのままで歌ってほしい」と褒めて応援してくれました。私がネガティブなことを言っても「夢叶は大丈夫！」と必ず褒めてくれたから加入前も加入後も挫けずやってこれました。レッスン外でも2人で練習するためにスタジオを手配してくれたりしました。色んな力を持っててファンを笑顔にしたり、まじめに練習したり、そして声が大きいところも愛おしい。リンリンのいいところが沢山あるのでファンの皆さんにも見つけてほしいと思っています。

上丘鈴華

小林夢叶について紹介させていただきますが、まずはあざとい！可愛い！ほかのメンバーも女の子らしくてかわいいのですが、それとは違うカテゴリです。例えるなら…女子高生の時って（女性的というよりは）エネルギッシュで、素で可愛い、ずっと見守りたい、そんなイメージがあります。夢叶は永遠の女子高生を体現した様な人で、「生きるJK」みたいな（笑）。

全員

どういうこと、JKみんな生きてるわ！笑

（一同爆笑）

上丘鈴華

誰もが「お願い」って言われたらみんなそれを叶えちゃう。私がスタジオを借りたのも、その「お願い」に負けたんだと思うんです。無意識で人を虜にする力を持っているなと思います。パフォーマンスでもレッスンしてても誰にでも好かれる人物だなと思っています。それから、加入して半年過ぎても、まだ新しい一面が見えてくる、底のない人物です。私はすべて包み隠さず出しちゃうのですが、夢叶は正反対で、可愛いのにミステリアスで、もっと知りたい！と思ってしまう魅力があります。あと、実は完璧主義者です。急に破天荒なことを言ったり、よくイベントで一人不思議な動画を撮ったりしています。実験的なことに取り組むCielの新しいこと担当のような感じです。でも実は裏ではファンの人たちがこの時間なら見てくれるかな、喜んでくれるかな、などしっかり考えてやっているんです。自分で考えて、毎日15時になると「15時やよ！」という言葉とおやつを持った写真をツイートしています。ライブをやっているとき以外は、時間に遅れないようアラームをセットしてツイートをしていて、プロフェッショナルさを感じます。おしゃべり大好き軍団なので長くなってしまいましたが、まだまだ語り足りません。

音楽が好きな人が見てくれる事が増えた

ーーそのままラジオで流せるくらい聞き入ってしまう内容でした。楽曲の連続リリースに新メンバー加入と、怒涛の1年だったと思いますが、手応えや周囲からの反応はいかがでしたか？

天音七星

10ヶ月連続配信リリースを始めたのが2021年の9月からで、6人でやっていました。それからメンバー体制が5人になり、7人になり、その10ヶ月の間でもすごく色々なことがありました。楽曲が増えていく中で、曲の雰囲気も多様になってきたので、ライブでの強みも魅せ方も変わってきました。元々は王道キラキラアイドルというテーマから始まったグループが、バンドサウンドなどを取り入れ、楽曲にもロックなどが増えて、爽やかさは持ちながらも熱い部分が増えました。それに合わせてライブの魅せ方も変わってきて、2人が加入してくれて7人になり迫力が増して、新しいファンが増え、なにより音楽が好きな人がCielのことを見てくれることが増えたなと感じています。10ヶ月の間に、このグループは、キラキラグループから、ライブで髪を振り乱して熱いパフォーマンスをするグループだよね、と見え方が変わったのかなと思っています。

望月希美奈

10ヶ月連続配信の前と後でファンの方からいただける言葉も変わりました。可愛い曲、カッコいい曲、盛り上がる曲、色んな振り幅の曲が配信されて、いろんなジャンルに挑戦していると評価してもらえるようになりました。ライブだけでなく普段の生活の中で曲を聴くようになった、仕事に向かうときの気持ちが変わった、と声をいただき、アルバムでも聞いてくれる皆さんの心境を変えることができたらいいなと思っています。

牧野真琴

連続リリースが始まった時、希美奈と牧野は、加入して半年、今の新メンバー2人と同じ位の活動期間でした。まだアイドルとしての活動も10か月経っておらず、10ヶ月連続ってなんなんや！？と始まった企画だったので、始まってから大変さがわかりました。

望月希美奈

Message!という曲から参加させてもらって、レコーディング経験もほとんどないまま10ヶ月連続リリースが始まり、マイクの前で冷や汗ドバドバ出るくらい緊張しながら毎月新曲のレコーディング、そして新曲の振り入れ。

夢咲りりあ

心がドキドキする10ヶ月でした。毎月新曲を披露したら、また次の歌詞をもらってフリを覚える。新メンバー2人は、さらに既存の曲と新曲を並行で覚えなきゃいけなかったので大変だったと思います。

天音七星

そう振り返ると、10ヶ月でちょっとは大人になれたのかなって思いますね。

ーーアルバム制作の裏話などもありましたらお願いします

天音七星

新メンバーの話になりますが、アルバムの楽曲で、5人や6人で配信されていたものを7人バージョンに変えています。配信されている楽曲を録りなおしたり、音自体もアレンジが加わっていて、勝負をかけている一枚だなと思っています。2人はどうでしたか？

小林夢叶

2人ともアイドルとしての活動もCielが初めてで、アイドルになってなかったらレコーディングなんて経験しなかったことだと思います。新曲を歌ったら、今度は既存曲を録り直すことになり、毎回逃げ出したくなる位の緊張で「ウッ…」となりましたが、それ以上に自分の声が残るというのは嬉いなと思いました。配信で聞いていた曲とは違い、7人の曲として形に残ったことで、ちゃんと加入したんだと実感できるアルバムになりました。ファンの方にもたくさん聞いてほしいなと思います。

上丘鈴華

可愛い！100点満点！（笑）。録音の時に聞く仮歌は歴代の先輩たちの声やその当時の菜々さん達の声で覚えていました。自分達の声でもいいのかな、メンバーやファンの方々に受け入れてもらえるか正直不安に思っていました。これから新しい人たちにも聞いてもらうために、自信を持って歌を届けなきゃいけないとプレッシャーを感じて迷走していた時、菜々さんに声をかけていただきました。ライブではセンターでポニーテールを振り乱して、声を枯らすぐらいパフォーマンスをする菜々さんでも、最初のレコーディングの時にうまくできなくて泣いちゃった、というエピソードを話してくれて「できるようになるから大丈夫！」と励ましてくれました。このアルバムの曲はリアレンジされてて2022年バージョンになっていますが、ファンの人は曲を聞いても思い出される風景がたくさんあると思いますし、私たちも同じように聞いてて思い出すことがある、気持ちや思い出が詰まっているアルバムだなと思います。

天音七星

SPYAIRのUZさんが表題曲であるFutureをつくってくれました。レコーディングではUZさんに来ていただいて直接指示をいただきました。レコーディングに慣れている私達でも、ガチガチになってしまいました。SPYAIRさんに自分の歌声を聴かれだけでなく、「いいよ」と言ってもらえると「ファー！！（声にならない）」って感じです。すごく優しい方で、一人一人レクチャーいただきながら歌えました。

濱田菜々

本当に丁寧にレクチャーしていただいて、私の録音の時はいないかなと思ってましたが全部見てくださって、1人1時間で最後まで、7時間もいてくれました！最前線で歌っている方にディレクションしてもらい教えてもらえたのはすごい強みだし、経験値が上がった気がします。楽曲に対する気持ちが改めて引き締まりました。自慢できる経験です。

全員

自慢したい（笑）。

上丘鈴華

SPYAIRさんが好きな方も、他のアイドルさんが好きな方も、音楽が好きな方も、本当に振り幅が広いアルバムなので、誰が聞いても絶対刺さる曲が1曲はあるんじゃないかなと思います。

音楽を大切にする気持ちを他のグループより持っていたい

ーーライブでの見どころや注目して欲しいところを教えてください

濱田菜々

熱いダンスやパフォーマンスもですが、音楽を大切にしているところですね。ライブでも活動休止や解散されたアイドルさんのカバー楽曲を歌っています。しっかりカバーしてパフォーマンスしないと失礼になってしまう、元々ファンだった方の気持ちは身に染みてわかっています。慎重に、噛み砕きながら、考えながら楽曲に向き合ってるからこそ、音楽を大切にする気持ちを、他のグループさんよりは持っていたいなと思っています。私は元々歌が好きじゃなくて苦手意識がありましたが、このグループに入って音楽が好きになって日常でも聴くようになりました。音楽に触れるグループだと思います。

ーーカバー楽曲の選曲はどうやって決めるのでしょうか？

濱田菜々

Cielのプロデユーサーでもあり、@JAM総合プロデューサーでもある橋元さんが、これをやってほしい、と持ってきてくれます。橋元さんじゃないと持って来れないという曲ばかりなので驚きますし、恵まれた環境にいるなと思ってます。

天音七星

Cielは事務所の中でも楽曲が特殊です。初期の頃は王道系でキラキラやっていたので、先輩方の真似をすることでできていたことも多かったです。バンド楽曲やカバー楽曲をいただいてからは、ボーカルがどんな気持ちで歌っているのかを見たり、アイドル以外のアーティストを見て表現を取り入れたり、そうやってちょっとずつシエルらしさを作ってきたかな。

ーーアイドルの名曲のカバーが話題になっていましたね。演奏やDJ、クリエイターなど、これから新しくチャレンジしたいことなどありますか？

濱田菜々

それでいうと、天音作詞、夢咲作曲で挑戦した楽曲があります。2人にとってはかなりのチャレンジだったんじゃないかと思います。

夢咲りりあ

プロデューサーの橋元さんから、かなり前から作詞作曲をしてみないかと話をいただいていました。何から手をつければいいかわからず進んでいなかったのですが、今回アルバムの最後の締めとして2人の楽曲を作りました。いろんな人の力を借りて、アイドルを超えて楽曲を作る側を経験できたのは嬉しかったです。

天音七星

楽曲を作ってと指示はいただきましたが、周りの大人たちはノータッチでした（笑）。手探りで、曲をどうやって作るか、からネットで調べ始めて、1年前から作詞の練習を始めて、歌詞に合わせてメロディをつくってみようか、を少しづつ繰り返したり、サウンドディレクターの平田さんにも手を貸していただいたり、曲を作る側がこんなに大変なんだと改めて知る事ができました。それこそ10ヶ月連続リリースの時は、作家さんたちも苦しかっただろうなと思いながら。貴重な機会だったし、もし仮にまた作る機会をいただけるなら、今回よりもさらにいい曲ができたらいいなと思っています。

ーーでは最後に、2023年、3rdワンマンに向けて色んな準備をされてると思います。2023年やこの先、グループでの目標や、やりたい事があれば教えてください

上丘鈴華

まずは、1月29日にある品川インターシティホールでの3rdワンマンライブを大成功に収めたいと思っています。恵比寿リキッドルームの時も、SOLD OUTを目指して駆け抜けてきましたが、届かなくて、個人的に無茶苦茶悔しかったんです。どれだけ頑張ってたとしても、もっとできることがあったと思ってしまうので。後悔がないように試行錯誤して、配信も告知も他のことでも、できることをやりたいなと思っています。大きいホールに立たせてもらえる事もあまり無いと思うので、1秒たりとも覚悟を忘れないように過ごそうと思っています。達成できたら自信がつくかなと思うので、頑張りたいです。

小林夢叶

小林です。3rdワンマンは全編、生バンドでやっているので、そんなスタイルを多くの人に知ってもらうために発信していこうと思っています。Cielに入って初めてのワンマンライブで、同じように悔しい思いもしました。ワンマンは、Cielのためにライブに来てくれた人数が数字でわかってしまうので、その数字を超えたいし、（ライブ会場を）埋めたい。結果を出してもっと大きいステージに7人で立てるように、そのステップとして素敵な日になるように、メンバー、スタッフ、ファンの皆さんと道のりを作り上げていけたらなと思っています。

牧野真琴

牧野、喋ります。

天音七星

ガンダムみたい（笑）。

（一同爆笑）

牧野真琴

"2人が言ってくれた通り、リキッドルームではSOLD OUT目指してますと公言して、ビラ配りやSNSをやってきたのですが、届かず、悔しい思いをしてきました。11/1リリースされるアルバムFutureを多くの方に知ってもらって、次のワンマンのことを知ってもらい、SOLD OUTしたいなと思っています。 Cielには見どころがたくさんあって、それを知ってもらうまでが難しいと感じています。生バンド、SPYAIRのUZさん、タイアップの話、Cielの良さをより多くの人に知ってもらいたいです。数字を見る限り、着実に応援しようと思ってくれる人は増えているので、さらに上を目指して、もっと大きな会場でライブできたらなと思います。"

夢咲りりあ

夢咲です。今までも、恵比寿ワンマンの時も、バックにいる同じバンドメンバーでライブを作ってきました。次回のワンマンもバンドメンバーと一緒に前回のステージを超えるライブにしたいのもありますし、Cielは楽曲を強みとしているので、アイドルファンの方だけでなく、バンドや音楽が好きな人にも楽しんでもらえるライブにできたらと思っています。こんな楽曲やってるんだ、と足を運んでいただけるようなアピールと、実際にライブを見たことで今はアイドルもこんなに進化しているんだ、と思ってもらえるパフォーマンスをしたいです。残された時間でどれだけ音楽と向き合ってライブをつくっていくのか、今から楽しみにしていてください。

望月希美奈

望月です。たくさんみんなが言ってくれたけど、7人みんなで初めてのワンマン、まずは秋葉原でやってきた定期公演を満員にしようと雨の日でもビラ配りや配信を頑張りました。ファンの人もどうにか私たちの目標、SOLD OUTを叶えてあげたいと告知や声掛けをしてくれました。心を合わせて進めたのがすごくすごく素敵な時間だったなと思っています。次のライブはみんなに歌を聴いていただきたいし、1月29日まで時間もない中で、告知も楽しませる準備もしっかりやって、素敵な時間にしたいなと思います。それから個人ではCielに入ってグラビアのお仕事をさせていただきました。元々グラビアが大好きで、セクシーさと可愛さを兼ね備えている女性が大好きでした。大好きなお仕事をさせていただいて、グラビアを見て知りました、会いに来ました、と反響もいただきました。自分の強みをもっともっと伸ばしたいし、大好きな仕事にもっともっとチャレンジできたらいいなと思っています。

天音七星

天音しゃべりまーす。

上丘鈴華

絶対言うと思った（笑）。

（一同爆笑）

天音七星

2月のツアーファイナルのアンコールで7人体制を発表し、7人で全曲披露できたのが7月の恵比寿でのワンマンライブでした。がむしゃら感があったワンマンだったと個人的に思っています。今は新メンバーも初々しさだけではなく、自分たち一人一人の役割を認識しているので、次にやる1月29日品川インターシティホールでのワンマンは、団結力も兼ね備えて、生バンドも合わせて魅せられるライブができるかなと思っています。その先にZeppでワンマンをしたいと目標を立てていて、次のステップでZeppに届くところに行きたいと思っています。CIelにはグラビアを頑張っている子やドラマに出ている子もいて、七人という形がファンに認識されてきていると思っているので、個々の活動がさらにステップアップできるような年になればと思っています。

濱田菜々

濱田です。2023年は、Jewel☆Cielから始まって5年、節目の年だなと思っています。Gran☆Cielは5年やっているの？と思うくらいフレッシュなところがあり、それは強みだなとも思っていますが、5年目はかっこいいCielも見せていきたいなと個人的に思います。Futureという楽曲も今までで一番かっこよく仕上がっています。1月29日はいいスタートの日になると思うし、今の私たちからしたら大きなステージです。定期公演を毎回SOLD OUTするくらいの母数が必要だと思うので、まずは普段のライブから大事にしていきたいなって思います。

天音七星

2023年1月29日、この体制で1年も経っていない中での大きな挑戦です。初々しさだけでは乗り切れない大きな山です。Jewel☆Cielから5年で培ってきたことをしっかり出したいし、それだけじゃダメなのはわかっています。培った経験をプラスして7人とファンのみんなで手を取りながら、いいものになるよう必死に全力を尽くして、Futureに向かって進みたいと思います。